Welcome to Department of Molecular Pharmacology & Neurobiology

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在学生・卒業生の言葉

薬理学教室卒業生の最近の就職先

理化学研究所、群馬大学、ローソン、横浜市立大学、医薬品医療機器総合機構、三菱スペース・ソフトウェア、日揮ファーマサービス、小林製薬、第一三共ヘルスケア、和光純薬

神谷 真梨奈(平成25年卒、修士2年当時のコメント)

神谷 真梨奈(修士2年)

私は学部4年生の卒業研究時から分子薬理神経生物学教室にて実験を行っています。当研究室では、それぞれ一人ごとにテーマが与えられる為、やりがいと責任を持って実験ができます。さらに、壁にぶつかったときは先生方が親身に相談に乗って下さる為、実験を進めやすい環境だと思います。私が就職という進路を選んだ際も、研究室が一丸となってサポートしてくださった為、第一志望の外資系医療機器メーカーの薬事職に内定をいただくことができ、満足のいく就職活動ができました。
日常生活では、学生同士がとても仲がいいのでイベント行事も多くあります。近くに海があるため、初夏には研究室の学生で潮干狩りに行くなど、オフの時間を楽しんでいます。このように、薬理学(分子薬理神経生物学)教室には充実した研究生活を送れる環境が十分に整っていると思います。

写真:右手前、筆者

蔵岡 聡(平成22年卒)

蔵岡 聡(平成22年卒)

—大学院に通ったことが、現在の職にどのように役に立っているかー

簡単に述べると3つあります。

(1)サイエンス及び臨床的な考え方

私は現在、ある一部上場企業で臨床開発を手がけています。臨床開発職という仕事は医療機関の先生や治験コーディネーター(CRC)と話す機会が多く、対等にコミュニケーションを取る為には、臨床的な知識が欠かせません。大学院ではサイエンスの考え方が身に付くことに加え、薬理学教室は基礎研究だけでなく、臨床研究に繋がる研究も行っていることから、臨床医の先生も多く在籍しています。基礎から臨床まで幅広い知識を学べたと感じています。

(2)プレゼンテーション能力

大学院では研究発表、抄読会等があり、相手に理解してもらえるような発表をしなくてはなりません。臨床開発(モニター)の仕事も、同様に治験内容を関係者に理解して頂かないといけないため、要点を絞り、簡潔にプレゼンしなくていけません。現在の自身もまだまだ未熟だと思いますが、薬理学教室において多くの発表の機会を与えてもらい、それが今の糧となっています。

(3)スケジューリング

臨床開発の仕事は「患者のために早く新薬を届ける」ことが大きな目標です。社員1人1人が効率よく、業務を進める必要があります。治験の手続きや先生との面会が遅れるだけでも、治験開始が遅延する可能性があります。そのため、スケジューリング管理が非常に重要だと感じています。大学院での研究においても、計画を立て、実験することが大半だと思います。大学院からスケジュールを考えながら、効率良く研究を行うことが、社会人になって大いに役立つと思います。

—受験生へのメッセージ—

大学院で学ぶ1つ1つが社会人として働くために大切なことです。目標を明確にし、それに向かって頑張って下さい。

塚本 信也(平成13年卒)

塚本 信也(平成13年卒)

薬理学研究室では、卒論から大学院まで、3年間お世話になりました。
なかなか成果の出ない中、それでも自由に研究させていただけたと思い、感謝しています。私は今、大阪の会社で医薬品の研究・開発をしています。多分、私の開発した商品を見たことがある方も多いと思います。
 私は薬理学研究室を出て医薬品を開発しているわけですが、大学や大学院で学んだこと、学生時代の研究内容が、今の業務で直接的に使えることはまずありません。どんな仕事でもそうだと思いますし、会社側もそれを求めることはありません。しかし、研究を進める中で、自分なりの理論を構築し、実験を行って検証し、それを他人に伝えるという活動で得たノウハウやスキルは、どんな仕事でも役に立つものだと思います。私の仕事のやり方の土台も、薬理学研究室にあるかもしれません。
 五嶋先生はその点、理屈さえあればいろいろと挑戦させてくださるとおもいます。学生実験とはいえ、研究内容は時代の最先端であることは変わりません。せっかくなので、色々と挑戦してみてください。がっつり挑戦するほうがきっと楽しいし、学ぶことも多いと思います。楽しすぎればそのまま研究者の道もありです(笑)。

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