福岡大学工学部 機械工学科

お問い合わせ アクセス

学科紹介


機械工学科主任
鈴木 俊男

福岡大学工学部機械工学科のホームページをご訪問頂き有難うございます。 資源に恵まれない我が国では、素材やエネルギーを輸入して、付加価値の高い工業製品を輸出するという、いわゆる技術立国を基盤にすべきことは説明を要しません。その工業の中心的位置を占めるのが機械産業であり、機械の基礎を学ぶ学問体系が機械工学です。 機械産業の属する分野は極めて広く、自動車、船舶、航空機などの輸送機械、そしてエンジン、発電プラントの蒸気・水力タービンなどのエネルギー関連機械、物をつくる工作・建設機械、ロボットのほか、電子・情報・化学・医療機械も含まれています。最近の工学はどんどん高度化・多様化していますが、どの産業分野にも機械工学が密接に関連しています。 福岡大学機械工学科は、材料力学、流体工学、熱工学、機械設計・工作法および機械力学・制御の5つのグループを編成し、調和のとれた教育と研究体制を整え、多様化する産業界に柔軟に対応できる卒業生を輩出しています。

機械工学科の教育理念

ものづくり(機械の創造)を通して、人類の幸福と社会の福祉に貢献できる技術者、幅広い教養と高度な専門知識を備え、実践的な応用力と豊かな創造性を発揮できる技術者の養成を目指す。

機械工学科の3つのポリシー

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)

本学科では、教育目標を理解する次のような学生を求めている。

  1. 機械工学を学ぶための基礎学力(特に数学、物理、語学力)を有する人
  2. 機械工学に関する高度な専門知識と倫理観を身につけたい人
  3. ものづくりや科学技術に興味があり、技術者になることへの夢を持っている人
  4. 何事にも積極的に粘り強く取り組める人
  5. 機械やものを、見たり、考えたり、触ったりすることが好きな人
  6. わからないことを調べることや、今無いものを創り出すことに興味がある人
  7. 知識を積極的に社会のために活用したい人
  8. 現在に満足できない人や、人と異なることをやってみたい人

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

1年次は、主に専門知識を学ぶために必要な基礎科目を学ぶ。また、機械工学のセンスを養うための専門科目も配置されている。専門科目は、『材料力学』『流体工学』『熱工学』『機械設計・工作』『機械力学・制御』の主要5分野に分類され、学年が進むにつれて、基礎から応用へと有機的・体系的に配置されている。専門科目では、各種力学、理論や専門知識の他に、実験、設計、情報処理、技術者倫理、工学倫理も学ぶ。多様な実技科目を履修することで、概念の理解を深め、問題発見能力や応用力を養う。4年次の卒業研究では、未知の問題を解決し、論文にまとめ、発表するという過程で、創造力、問題解決能力、コミュニケーション能力を養う。

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

本学科は、次のような能力・知識を有する卒業生を輩出する。

  1. ものづくり(機械の創造)の基礎学力
  2. 広い教養に基づく健全な倫理観と判断力
  3. 未知の問題の解決に取り組むための応用力と創造性
  4. 科学技術と社会・自然環境とのつながりに関する知識
  5. 自分の考えについて、論理的に記述・口頭発表・討議できるコミュニケーション能力

上記の能力・知識の修得について、厳格な単位・卒業の認定を行う。

Page Top